飲料

アイスブレンド(コーヒー飲料)の賞味期限と正しい保存方法

2026年2月7日 更新 監修: 千葉 亮太(NST専従 / リーダー) 約2分で読める

保存方法別の日持ち

常温保存
未開封で約180日(常温)
冷凍保存
冷凍は推奨しないが、保存する場合は1か月以内
未開封 製造日から約180日
開封後 開封後5日以内

アイスブレンドは、手軽に冷たいコーヒーの味わいが楽しめるプレミックス飲料です。未開封のまま常温で約180日、開封後は冷蔵で5日以内に消費するのが安全です。ここでは、賞味期限・消費期限の違いから、最適な保存方法、腐敗の見分け方までを管理栄養士が詳しく解説します。

アイスブレンドの基本情報

アイスブレンドは、コーヒーエキス、その他または植物性ミルク、甘味料などをブレンドした液体飲料です。1杯(100 g)あたりと、エネルギーは控えめです。保存料が使用されている商品が多く、未開封であれば比較的長期間保存できますが、開封後は酸化や微生物の増殖が進みやすくなるため、適切な管理が重要です。

賞味期限と消費期限の違いと目安

賞味期限は、品質(風味・香り)が保証される期間です。未開封のアイスブレンドは、常温で約180日が一般的な目安です。
消費期限は、衛生上の安全が保証される最終期限です。開封後は冷蔵保存が必要で、5日以内に消費することが推奨されます。

保存方法の詳細

  • 常温保存(未開封):直射日光や高温を避け、湿度が低めの涼しい場所で保存します。パッケージに記載された賞味期限を目安にしてください。
  • 冷蔵保存(開封後):開封したらすぐにフタをしっかり閉め、4〜5℃の冷蔵庫で保存します。できるだけ早めに飲み切ることが安全です。
  • 冷凍保存:製品によっては風味が損なわれるため推奨されませんが、どうしても保存したい場合は密閉容器に入れ、1か月以内に使用してください。解凍は冷蔵庫でゆっくり行い、再冷凍は避けましょう。

保存容器・包装のおすすめ

開封後は、空気を遮断できる密閉容器(プラスチック製またはガラス製)が最適です。アルミ箔や真空パックは酸化を抑え、風味の保持に役立ちます。

季節別の注意点

  • 夏場:常温での保存は温度上昇により賞味期限が短くなる可能性があります。できるだけ冷暗所に保管し、開封後は速やかに冷蔵してください。
  • 冬場:低温での保存は問題ありませんが、凍結しやすい環境は避け、冷蔵庫の野菜室など温度が安定した場所に置きましょう。

まとめ

アイスブレンドは未開封で常温約180日、開封後は冷蔵で5日以内に消費すれば安全に楽しめます。保存容器は密閉できるものを選び、直射日光や高温を避けることがポイントです。腐敗サインに注意し、適切に管理して美味しいコーヒー体験を長く続けましょう。

保存のコツ

開封後はすぐに密閉容器に移し替える
直射日光や高温を避け、涼しい暗所で常温保存する
冷蔵保存は4〜5℃に設定し、できるだけ早く消費する
冷凍する場合は密閉容器に入れ、1か月以内に使用する

腐敗の見分け方

変色している
異臭がする
表面に白い粉状のカビが生えている
粘りやべたつきがある

よくある質問

A
冷凍は風味が劣化しやすく推奨されませんが、どうしても保存したい場合は密閉容器に入れ、1か月以内に使用し、解凍は冷蔵庫でゆっくり行ってください。再冷凍は避けましょう。
A
賞味期限は品質保証の目安です。過ぎてもすぐに危険になるわけではありませんが、変色・異臭・カビなどの腐敗サインが無いか確認し、疑わしい場合は飲まない方が安全です。
A
未開封はパッケージの膨張や破損が無いか確認し、開封後は色が濁らないか、酸っぱい匂いがしないか、粘りが出ていないかをチェックしてください。
A
アイスブレンドを使用したデザートは、作りたてがベストです。保存する場合は冷蔵で2日以内に食べ切り、密閉容器に入れて酸化を防ぎます。冷凍は食感が変わりやすいため避けるのが無難です。
A
夏の高温環境では酸化が進みやすく、賞味期限が短くなる可能性があります。できるだけ冷暗所に置き、開封後はすぐに冷蔵保存し、5日以内に消費してください。
A
栄養素は光と熱に弱いので、未開封は直射日光を避け、開封後は密閉して冷蔵保存することが最も効果的です。冷凍保存は一部のビタミンが減少する可能性があるため、基本的には冷蔵が推奨されます。

参考資料

農林水産省「食品の保存と消費期限」
厚生労働省「家庭での食中毒予防」
日本食品分析センター「飲料の品質管理」
日本コーヒー協会「コーヒー飲料の保存指針」

この記事の監修者

管理栄養士・食品衛生の専門家チームが記事の正確性を監修しています

広瀬 沙織

広瀬 沙織 管理栄養士

主任 / 臨床研究担当

お茶の水女子大学大学院 人間文化創成科学研究科 食物栄養学(修士)

管理栄養士 (2016年) 栄養学修士 (2018年) 腎臓病療養指導士 (2020年)

専門: 学術論文の検索・翻訳、腎臓病の栄養管理、クリニカルパス作成

大学院(栄養学修士)修了後、大学病院の研究室を経て入職。最新の論文やガイドラインに基づいたエビデンスベースの指導を徹底。

1,680件以上の記事を監修

大塚 絵里

大塚 絵里 管理栄養士

中堅スタッフ / 公認スポーツ栄養士

早稲田大学 スポーツ科学部

管理栄養士 (2014年) 公認スポーツ栄養士 (2017年) NSCA-CPT (2015年)

専門: アスリートのウェイトコントロール、筋肉量維持の食事法、サプリメント活用

フィットネスクラブ専属栄養士を経て、医学的知識を深めるため病院へ転職。地元の市民マラソンチームや高校部活動への出張講義も担当。

1,680件以上の記事を監修

片桐 真理子

片桐 真理子 管理栄養士

栄養科長 / 統括管理栄養士

日本女子大学 家政学部 食物学科

管理栄養士 (2000年) 糖尿病療養指導士(CDEJ) (2005年) 栄養経営士 (2015年) 食品衛生管理者 (2003年)

専門: 組織マネジメント、病院食の質の向上、生活習慣病指導

総合病院で給食管理10年、臨床栄養へシフト後は生活習慣病チームリーダーを歴任。現在は科長として10名のスタッフを統括。

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情報の信頼性について
監修体制

この記事は管理栄養士・食品衛生管理者を含む専門家チーム(7名)が監修しています。すべての記事は複数名による確認を経て公開されます。

情報ソース

農林水産省、厚生労働省、食品安全委員会、各食品メーカーの公式情報、および査読済み学術論文に基づいています。

更新方針

食品安全に関する新しいガイドラインや研究結果が発表された場合、速やかに記事内容を更新します。最終更新日は記事上部に表示しています。

ご注意

この記事で紹介している保存期間は目安です。実際の保存期間は、購入時の鮮度、保存環境(温度・湿度)、包装状態などにより異なります。

  • 異臭、変色、カビなど異変がある場合は、期間内でも食べないでください
  • 体調に不安がある方は、より短い期間での消費をおすすめします
  • お子様やご高齢の方には、特に鮮度に注意してください