飲料

アブサン(珍しい酒類)の賞味期限と正しい保存方法

2025年12月28日 更新 監修: 千葉 亮太(NST専従 / リーダー) 約2分で読める

保存方法別の日持ち

常温保存
未開封で約2年(15〜20℃の暗所) 開封後は1週間以内に飲み切ることが推奨
冷凍保存
開封後最大6ヶ月(-18℃以下)
未開封 製造日から約2年
開封後 冷蔵で約3ヶ月、冷凍で最大6ヶ月

結論から言うと、アブサンは未開封のまま暗く涼しい場所で保管すれば約2年、開封後は冷蔵で約3ヶ月まで品質を保てます。保存環境を整えるだけで、風味やアルコール度数の劣化を防ぎ、長く楽しめます。

アブサンの基本情報

アブサンはハーブ(主にニガヨモギ)を主原料とし、アルコール度数が40〜74%と高めの蒸留酒です。独特の緑色と、飲む前に水で割って濁らせる「ルーピング」現象が特徴です。

賞味期限・消費期限の違いと目安

酒類は法律上「消費期限」ではなく「賞味期限」が表示されます。未開封のアブサンは製造日から約2年が目安です。開封後は酸化が進むため、できるだけ早めに飲み切ることが推奨されますが、適切に保存すれば冷蔵で約3ヶ月、冷凍で最大6ヶ月保管可能です。

保存方法の詳細

常温(室温)保存

未開封のボトルは直射日光・高温を避け、15〜20℃程度の暗所で立てて保管してください。開封後は空気が入りやすくなるため、1週間以内に飲み切るのが安全です。

冷蔵保存

開封後はキャップをしっかり締め、冷蔵庫のその他室やドアポケットで保管します。温度は5〜10℃が目安で、風味の低下を抑えながら約3ヶ月持ちます。

冷凍保存

アルコール度数が高いため完全に凍結しませんが、凍結庫で保存すれば長期保存が可能です。密閉容器に移し替え、-18℃以下で最大6ヶ月保管できます。ただし、解凍後は風味が変化しやすいので、できるだけ早めに使用してください。

保存容器や包装のおすすめ

・原瓶のまま立てて保管(液面が容器の側面に触れないように)
・開封後はアルミ箔やフードラップで口を二重に密閉し、空気接触を最小限に
・冷凍する場合は耐冷ジッパー袋や密閉プラスチック容器を使用し、空気抜きを徹底

季節別の注意点

夏場は室温が上がりやすく、酸化が早まります。特に30℃以上になる時期は、開封後は必ず冷蔵に移すことをおすすめします。冬場は凍結のリスクは低いですが、急激な温度変化は避け、一定の冷暗所で保管してください。

まとめ

アブサンは適切な保存環境さえ整えれば、未開封で約2年、開封後でも冷蔵で約3ヶ月、冷凍で最大6ヶ月と長期間楽しめます。暗所・低温・密閉の3つのポイントを守り、風味とアルコール度数を保ちましょう。

保存のコツ

直射日光を避けて暗所で保管する
ボトルは立てて保存し、液面が容器側面に触れないようにする
開封後はキャップをしっかり閉め、アルミ箔やラップで二重に密閉する
冷蔵・冷凍する場合は耐冷ジッパー袋や密閉容器に移し替える

腐敗の見分け方

色が濁ってくる
異臭(酢酸様や腐敗臭)がする
液面にカビや白い粉が付着している
味が極端に苦く、アルコールが抜けたように感じる

よくある質問

A
はい、可能です。アルコール度数が高いため完全に凍結しませんが、密閉容器に入れて-18℃以下で保存すれば、最大6ヶ月まで品質を保てます。解凍時は冷蔵庫でゆっくり行い、風味の変化に注意してください。
A
賞味期限は品質の目安です。未開封で保存状態が良好なら、期限を過ぎても数ヶ月は飲めることがありますが、色変化や異臭がある場合は飲用を控えてください。安全側に倒すと、開封後は冷蔵で3ヶ月以内に飲むのが安心です。
A
ルーピング用に水で割る場合は、使用直前に冷水を加えるのがベストです。事前に割った状態で保存すると酸化が進みやすく、風味が劣化します。割った後はすぐに飲むか、冷蔵で24時間以内に消費してください。
A
保存温度は15〜20℃の暗所が理想です。特に夏季は30℃を超えないように注意し、開封後は5〜10℃の冷蔵庫で保管すると酸化が抑えられ、風味が約3ヶ月持続します。温度変化が激しい場所は避けてください。
A
料理に使用したアブサンは、調理後すぐに冷蔵保存し、2日以内に使用してください。長時間放置するとアルコールが揮発し、風味が薄れます。再加熱する場合は、加熱しすぎないように注意し、味が落ちないように小量ずつ使用するのがポイントです。

参考資料

この記事の監修者

管理栄養士・食品衛生の専門家チームが記事の正確性を監修しています

片桐 真理子

片桐 真理子 管理栄養士

栄養科長 / 統括管理栄養士

日本女子大学 家政学部 食物学科

管理栄養士 (2000年) 糖尿病療養指導士(CDEJ) (2005年) 栄養経営士 (2015年) 食品衛生管理者 (2003年)

専門: 組織マネジメント、病院食の質の向上、生活習慣病指導

総合病院で給食管理10年、臨床栄養へシフト後は生活習慣病チームリーダーを歴任。現在は科長として10名のスタッフを統括。

1,680件以上の記事を監修

宮本 千春

宮本 千春 管理栄養士

スタッフ(緩和ケア・高齢者担当)

神奈川県立保健福祉大学 保健福祉学部 栄養学科

管理栄養士 (2021年) 介護食士2級 (2022年)

専門: 嚥下調整食の提案、食欲不振時の工夫、傾聴カウンセリング

特別養護老人ホームで5年間勤務後、「最期まで口から食べる幸せを支えたい」という思いで医療現場へ。高齢患者からの指名率No.1。

1,680件以上の記事を監修

野村 悦子

野村 悦子 管理栄養士

副科長 / 糖尿病療養指導士(CDEJ)

徳島大学 医学部 栄養学科

管理栄養士 (1996年) 糖尿病療養指導士(CDEJ) (2000年) 病態栄養専門管理栄養士 (2008年) 栄養サポートチーム専門療法士 (2010年)

専門: カーボカウント指導、インスリン治療中の食事調整、モチベーション管理

糖尿病治療の現場で30年。「食べてはいけない」ではなく「どう食べるか」を提案するスタイルで、多くの患者のHbA1cを改善させてきたレジェンド。

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監修体制

この記事は管理栄養士・食品衛生管理者を含む専門家チーム(7名)が監修しています。すべての記事は複数名による確認を経て公開されます。

情報ソース

農林水産省、厚生労働省、食品安全委員会、各食品メーカーの公式情報、および査読済み学術論文に基づいています。

更新方針

食品安全に関する新しいガイドラインや研究結果が発表された場合、速やかに記事内容を更新します。最終更新日は記事上部に表示しています。

ご注意

この記事で紹介している保存期間は目安です。実際の保存期間は、購入時の鮮度、保存環境(温度・湿度)、包装状態などにより異なります。

  • 異臭、変色、カビなど異変がある場合は、期間内でも食べないでください
  • 体調に不安がある方は、より短い期間での消費をおすすめします
  • お子様やご高齢の方には、特に鮮度に注意してください