飲料

350ml缶(アルコール飲料)の賞味期限と正しい保存方法|長持ちさせるコツ

2025年12月29日 更新 監修: 千葉 亮太(NST専従 / リーダー) 約2分で読める

保存方法別の日持ち

常温保存
未開封で15〜25℃の常温で約730日(約2年)
冷凍保存
缶は凍結しないことを推奨しますが、どうしても凍らせる場合は約1か月まで
未開封 製造日から約730日(約2年)
開封後 開封後3日以内(冷蔵)

結論から言うと、350ml缶のアルコール飲料は未開封のままであれば常温で約2年保存可能ですが、開封後は冷蔵庫で3日以内に飲み切るのが安全です。ここでは賞味期限・消費期限の違い、保存のポイント、腐敗サインまで詳しく解説します。

350ml缶の基本情報

350ml缶はビールやチューハイ、発泡酒などのアルコール飲料が一般的に採用している容器です。缶は金属製で光・酸素の遮断性が高く、保存性に優れています。

賞味期限と消費期限の違いと目安

  • 賞味期限:品質が保たれる期間。未開封の350ml缶は製造日から約2年(730日)を目安に設定されることが多いです。
  • 消費期限:安全に飲める期限。アルコール飲料は微生物の増殖が起きにくいため、賞味期限と同等に扱われるケースが多いですが、開封後は早めに消費することが推奨されます。

保存方法の詳細

常温保存

未開封の缶は直射日光や高温を避け、15〜25℃の涼しい場所で保管すれば約2年持ちます。棚の上段や戸棚の奥など、温度変化の少ない場所が最適です。

冷蔵保存

開封後はすぐにキャップや専用の密閉フタで封をし、4〜7℃の冷蔵庫に入れます。冷蔵状態での目安は3日以内です。冷蔵で保存すると風味の劣化を遅らせられます。

冷凍保存

金属缶は凍結により内部圧が上がり、破裂の危険があります。原則として凍結は推奨しませんが、どうしても凍らせる場合は空気を抜いてから1か月以内に使用してください。

保存容器や包装のおすすめ

  • 未開封は元の缶のまま保管し、ラベルが剥がれないように注意。
  • 開封後は専用の缶キャップや食品保存用ラップで密閉。
  • 長期保存したい場合は、アルミホイルで包んで光を遮断。

季節別の注意点

  • 夏場:直射日光や高温になる場所は避け、特に屋外での保管は危険です。
  • 冬場:凍結のリスクは低いものの、急激な温度変化は結露を生み、缶内部に水分が付くと錆びの原因になることがあります。

まとめ

350ml缶のアルコール飲料は未開封であれば常温で約2年保存可能です。開封後はなるべく早く、冷蔵で3日以内に飲み切るのが安全です。保存時は直射日光・高温・凍結を避け、密閉して風味を保ちましょう。

保存のコツ

直射日光や高温を避け、涼しい場所で保管する
未開封は元の缶のまま立てて保存する
開封後は専用キャップで密閉し冷蔵庫へ入れる
缶を凍らせないように注意する
保存期間が過ぎたら味や匂いを必ず確認する

腐敗の見分け方

缶が膨らんでいる
漏れや破損がある
異臭(酸っぱい・腐敗臭)がする
内容物が濁っている
カビや異物が混入している

よくある質問

A
原則として推奨されません。金属缶は凍結で内部圧が上がり破裂の危険があります。どうしても凍らせる場合は空気を抜き、1か月以内に使用してください。
A
開封直後に専用キャップまたは食品保存用ラップで密閉し、4〜7℃の冷蔵庫に入れます。できるだけ早く(3日以内)に飲み切ると風味の劣化を抑えられます。
A
賞味期限は品質が保たれる目安です。過ぎてもすぐに危険になるわけではありませんが、色やにおいに変化がないか確認し、異常があれば飲まない方が安全です。
A
未開封は15〜25℃の常温が最適です。開封後は4〜7℃の冷蔵が推奨され、できるだけ早く(3日以内)に消費してください。
A
直射日光や車内の高温を避け、保冷バッグやクーラーボックスで保管します。温度が30℃を超えると風味が劣化しやすく、缶が膨らむリスクも高まります。

参考資料

農林水産省「食品の保存と消費期限」
厚生労働省「家庭での食中毒予防」
日本酒造組合中央会「アルコール飲料の保存基準」
日本アルコール飲料協会「缶ビール・チューハイの取扱いマニュアル」

この記事の監修者

管理栄養士・食品衛生の専門家チームが記事の正確性を監修しています

野村 悦子

野村 悦子 管理栄養士

副科長 / 糖尿病療養指導士(CDEJ)

徳島大学 医学部 栄養学科

管理栄養士 (1996年) 糖尿病療養指導士(CDEJ) (2000年) 病態栄養専門管理栄養士 (2008年) 栄養サポートチーム専門療法士 (2010年)

専門: カーボカウント指導、インスリン治療中の食事調整、モチベーション管理

糖尿病治療の現場で30年。「食べてはいけない」ではなく「どう食べるか」を提案するスタイルで、多くの患者のHbA1cを改善させてきたレジェンド。

1,680件以上の記事を監修

広瀬 沙織

広瀬 沙織 管理栄養士

主任 / 臨床研究担当

お茶の水女子大学大学院 人間文化創成科学研究科 食物栄養学(修士)

管理栄養士 (2016年) 栄養学修士 (2018年) 腎臓病療養指導士 (2020年)

専門: 学術論文の検索・翻訳、腎臓病の栄養管理、クリニカルパス作成

大学院(栄養学修士)修了後、大学病院の研究室を経て入職。最新の論文やガイドラインに基づいたエビデンスベースの指導を徹底。

1,680件以上の記事を監修

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監修体制

この記事は管理栄養士・食品衛生管理者を含む専門家チーム(7名)が監修しています。すべての記事は複数名による確認を経て公開されます。

情報ソース

農林水産省、厚生労働省、食品安全委員会、各食品メーカーの公式情報、および査読済み学術論文に基づいています。

更新方針

食品安全に関する新しいガイドラインや研究結果が発表された場合、速やかに記事内容を更新します。最終更新日は記事上部に表示しています。

ご注意

この記事で紹介している保存期間は目安です。実際の保存期間は、購入時の鮮度、保存環境(温度・湿度)、包装状態などにより異なります。

  • 異臭、変色、カビなど異変がある場合は、期間内でも食べないでください
  • 体調に不安がある方は、より短い期間での消費をおすすめします
  • お子様やご高齢の方には、特に鮮度に注意してください